本日天明寺では、午後2時半より、春彼岸会合同法要を執り行いました。
法要に先立ち、関侊雲仏所の仏師青木慈侊師が来寺され、本堂にて仏教絵解き紙芝居をご披露していただきました。
法要では、皆様と一緒に般若心経をお唱えいたしました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
3月21日の春分の日は、昼と夜がちょうど1日の半分に分かれる日ですね。
陰と陽のどちらかが多い、ということがない。
相対する事柄のちょうど真ん中。
この日は仏教の「中道」(ちゅうどう)を表しています。
お釈迦様は、何かに偏りすぎてはいけない、と説かれています。
物事に執着せず、且つ離れすぎず、 人間関係や思想、趣向など全ての事について、 バランスを保つ生き方を進めているのです。
疲れ、イライラ、恐れ、迷い、、、 煌々と輝く月を眺めて、肩の力を抜いて深呼吸してみましょう。
今まで自分は何に囚われていたのでしょうか。
「私」という人間を俯瞰(ふかん)してみるのです。
ストレスから離れてバランスをとることができると思います。