人間は過去のことにこだわります。
それは良いことでも悪いことでも、自分の過去の経験に照らし合わせて、自分に当てはめることが楽だからです。
人間は不満を解消しようと行動します。
そして、その不満が解消されて満足感が得られたとしても、また新たな不満が生まれます。
要するに、不満と満足の繰り返しなのです。毎日、変わり映えしない落ち着いた生活を望みつつも、刺激を求める行動を取るのは不合理だとも言えますが、それが人間の心理なのです。
ベンモウは「これでいいのだ!」とすべてを受け止めます。
この心境になれない時もありますが、自分に降りかかったことだから何とかなるだろうと“大丈夫”と考えれば、先行きの不安や不満に対しても、落ち着いた満足した状態を受け入れることができるのです。
「大丈夫」のことをインドの古典言語サンスクリット語でマハープルシャといいます。
マハーは「偉大な」、プルシャは「人」や「男性」という意味で、「偉大な人間」や「偉大な男性」を指します。
そこから転じて、偉大で素晴らしい徳を備えたお釈迦様の異名となりました。
お釈迦様の存在を意識することで、自分の言葉や行動を考えさせられることは多いです。
同じようになれなくても、真似ることや学ぶことが、自分の生きる道を見つける手助けになります。
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