好きな人とだけ交流をして生きていければどんなにか良いかと考えてもなかなかうまく行きません。
人との関わりがあるからこそ良い出会いもあり、あまりよくない出会いも当然あります。
でも、どういう訳か会いたくない人に会ってしまうのはなぜ?
仏教ではこれを怨憎会苦と言っています。
われわれは常に苦しみの中に身を置いています。
朝、すごく忙しくてつい汚れたシャツを来てそれを隠そうとして上にセーターをきた時に限ってものすごく暑くて脱がなければいけないようになったり、あるいは、会社を休んで遊びに出かけようとしたときに限って普段めったに会わない友人や同僚から頼まれごとを依頼されたり、というのもこのようなこと。
要するに思い描いたような人生には絶対ならないというのが苦しみというわけです。
苦しみである認識しておくだけで考えているだけで、 予測し、あらかじめ行動や気持ちの準備をすることができます。
でも、突発的に起きた出来事に気持ちが揺さぶられてしまうこともあります。
そんな時、どう対処できるか?
頭に思い描いた通りに事が運ばないということが有り過ぎても、過去の経験が大きな心の支えになることで乗り越えられることもたくさんあります。
だからこそ“実践に勝る知識なし”ということでしょうね。
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