経営の心髄は仏教にあり
最近、経営や商売について多くの方がお話ししている近江商人の経営哲学。
売り手良し、買い手良し、世間良し。
この考え方に大きく影響を及ぼしたのは
京都にある浄土真宗本願寺第八世の住職で当時衰退していた本願寺の立て直しを行った蓮如上人ですね
この近江商人の経営哲学を踏襲して大きく成長し、実績をあげているのは伊藤忠商事というのをご存じの方も多いはず。
すべての方に利益がもたらされるというこの考え方は大乗仏教の利他の精神に則っています。
お寺の運営に当てはめるなら
檀家良し、お寺良し、世間良しということになりますが、仏教の考え方から起こったこの教えを実践すべきはお寺の運営だと思いますが、圧倒的に足りないのは実践と行動力です。
頭でっかちで考えすぎて結局行動できずに終わる。
お寺の住職であるというしがらみが正しい智慧を実践しない理由であるとも言えます。