皆さんは学校の先生に間違えて「お母さん!」と言ってしまった経験はありませんか?
もれなく私の子供3人が同じ経験をしていたようでもしかしたら、こういった経験をした方は多いのかもしれません。
学校の先生を無意識に“家族”のカテゴリー分類に入れてしまうくらい親しみを持つことがあり、そのせいで家族のような呼び間違い方をしてしまうのだそうです。
以前にもお話しましたが、天才バカボンに出てくるレレレのおじさんのモデルは周梨槃特(しゅりはんどく)というお釈迦さまのお弟子さんだといわれています。物覚えが悪いことで悩んでいた周梨槃特は “箒でチリを払い続けなさい”と言われ、毎日毎日ほうきでチリやホコリをはき続けました。そしてある時、苦しみや悲しみはチリやホコリのようにずっと付き纏ってくるものと気づいたといわれております。
意識していた行動が無意識にできるようになった時、ふと考えさせられることがあります。
今まで当たり前だと思っていたことに疑問がわいたり、気づかなかったことに改めて気づいたり、これは悟りという大袈裟なものではないものの自分だけの“ひらめき”の瞬間なのかもしれません。
毎晩、寝る前に飲んでいた薬を飲み忘れた二男が朝、薬を飲んだ時にふと「おやすみ!」と言っていましたが、これも人間の脳にインプットされた行動の習慣化が言葉として表現されたようですよ(笑)