ベンモウが住職になった当初、集金した護持会費はほとんど残さないように宴会で使うようになっていました。会計報告といっても入金は檀家の数によりはっきりわかりますが、支出として使用した金額が全く合わないという状況が何年も続いておりました。ベンモウが専任してから、出入金を合わせるようにしましたが、おおらかで互いに許し合うことのできる良い環境は笑ってしまうくらいに“良い加減”でした。田舎の良さは“まあいいか!”というところですね。