自分の信念に基づいて行動を続けた結果、多くの賛同者が集い、仏教教団が形成されていきました。
そして、お釈迦さまの教えを直に聞きたい!そばにいたい!と考える方がお弟子さんとなり集団を支えるようになりました。
目的はお釈迦さまが悟った教えを聞くことでいかに心を落ち着かせて生きていきるかというもの。
生きていくことはつらく苦しいことだからこそ、悩みをいかに乗り越えていくかをお弟子さんたちもそれぞれの立場で模索していったのでしょう。
仏教で考える苦しみのある状態はまさにお腹が空いているような状態であるということ。
食べることでお腹は満たされますが、またすぐにお腹は空いてしまいます。
お腹が満たされない状態は苦しみの状態であるということであると認識しておくと分かりやすいですね。
苦しみの取り除き方は人それぞれ、いろんな食べ物や食べ方で少し、お腹が満たされるのと同じで、人の心に寄り添う歩み寄り方もそれぞれ。
だからこそ大勢のお弟子さんがその苦しみの解き放ち方をそれぞれに会得していったのかもしれません。
これこそ料理のレシピみたいなもので、お釈迦様から学んだ知恵や経験から得られた示す生き方の実践なのかもしれません。
この考え方は組織運営や企業、会社経営にも活かせます。
それぞれの専門家の立場からの見方が偏らない視点を生み出すこともなります。
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