最近はこの“三方良し”の経営理念、近江商人の経営哲学が話題になることが多いですね
自分良し、相手良し、世間良し。
商売理念だと“売り手良し、買い手良し、世間良し”ということになります。
これを紐解いてみると相手の為を思って商品を仕入れ、売るということは結果的に自分のためにもなるということであり、それはやがて世間から見た場合でも評価が高くなるというもの。
しかし、これは建て前です。
結果的には三方が良くなっただけではじめから三方が良くなるように我々は行動出来ますか?ということ。
なぜなら、人は自分のことが一番大切。だからこそ、自分の不利益になるようなことは避けてしまいます。もちろん、過去に恩恵を被った場合や家族など自分とより近い関係にある方に対しては自分のお金も時間も惜しみなく提供する場合もあります。
べんもうは少なくとも天明寺にやってきた当初、自分のことしか考えられませんでした。
自分のことだけしか考えられない時にどうやったら人がお寺にやってくるか!その上で天明寺を維持、発展させるために皆さんが喜んでお布施していただけるか!を考え続けていました。
自分のことを中心にまず考え、その上で相手の利益になるためには何が良いかを導きだします。
これが自分とっても相手にとってもメリットの高いモノであった時に初めて世間から見ても非常に良いモノであるという認識になります。
自己の利益の追求が結果的に世間の利益に振り向けられるのでは!というのがベンモウの持論です。
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