利他とは相手の利益になることです。実際、我々、僧侶は施餓鬼という作法や行事を通してこのことを実践しております。作法や行事、儀式の事だけで考えるのではなくその意味するところを認識すると行動も変わっていくのだと思います。仕事に追われ、時間に追われ心に余裕がない状態になることはだれにもあります。しかし、あらかじめ心に余裕がなくなることがあるかもしれないということを認識しているといざ、不測の事態になった時にもなんとなく対処できるのかもしれませんね。