過去の記憶や経験が我々の脳に蓄積されています。
冷蔵庫の中には、後で使うために保存している食材や必要なものが入っていますが、時々何が入っているのか忘れてしまうことがあります。それと同じように、私たちの脳の中にも過去の経験や感情が蓄えられていて、それを普段は意識していなくても、ふとした瞬間に思い出すことがあります。
良い心と悪い心が共存しているというのは、人間の複雑な感情の表れでもあります。仏教では、この二つの心が私たちの行動や選択に影響を与え、それが未来に影響を及ぼすと教えています。良い心が優勢であれば良い結果を生み出し、逆に悪い心が表に出てくると悪い結果を招くことになります。これが、私たち自身だけでなく、次の世代にも影響を与えるとされています。
したがって、私たちの脳に蓄積されている潜在意識や記憶を正しく活用し、意識的に良い心を育むことが、人生をより豊かにし、次の世代にも良い影響を与えることにつながるのです。これは、日々の生活の中で自分の心を観察し、意識的に良い原因を作る努力をすることが大切であることを示しています。
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