組織のリーダー、経営者として周りの方たちといかに良好な関係を保っていけるか、これは常に悩ましい問題ですね。
自分の目の届く範囲での物事が解決するというのは良い反面、発展性に乏しいという事実があります。
ベンモウが天明寺の運営を始めたころはマルチタスクなどというほど大げさなものではありませんが、一人ですべての業務をこなしていました。
どんなに忙しくても“一人”というのは気ままであると同時に常に決断と責任が付きまといます。
この時を経験したことで瞬時に判断をするスキルや責任処理能力がアップしていったのは事実です。
しかし、自分だけだと偏った見方や考え方しかできなくなり、成長にも限界があります。
1人では1人の枠を出ることはないということが成長を阻むだけでなく、いつの間にか新たな業態に飲み込まれてしまうということも考えておかねばなりません。
激しい社会の変化について行くためにもどんどん情報を仕入れ、最適化していくこともリーダーとして求められることだと思います。