自分は自分本位で、自分のことを優先させます。
これは当然のことです。
同じように、他人も常に自分本位に行動しているのです。
「私は周りにいる人を優先するように心がけている！」
と主張する人もいるかもしれません。
しかし、これはまやかしに過ぎません。
なぜなら、自分の中には常に自分を優先する本能としての欲が存在するからです。
会議の途中で眠くなりつい居眠りをしてしまうことや、大切な食事会で歓談している最中にトイレに行くことを我慢できないことも当然のことです。
自分の気持ちをコントロールすることで行動を多少コントロールできるかもしれませんが、それも一時的なものに過ぎません。
人の感情の中で一番厄介なのは怒りです。
しかし、怒りを持った時、その怒りを行動にも、顔にも一切出さないようにすることは可能です。
なぜなら、怒りは欲とは別の次元に存在するからです。
自分の怒りを表に出さないためには、一旦その場所から離れることで解決できます。
他人の怒りの刃が襲い掛かって来た時には、その怒りの刃をヨギボーのようにすべて包み込んでしまうくらいの心の余裕を持つことができれば最高ですね。
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