2018年、ペルー北部のチャンチャン遺跡から約8キロ離れた場所で、約228体の子どものミイラが発見されました。
チャンチャン遺跡は、インカ帝国よりも古く、西暦900年から1400年代まで存在していたチムー帝国の首都です。
発見された子どもたちは、自然災害を引き起こす神々への生贄として捧げられたとされています。
日本でも、山の神々に生娘(若い年頃の女の子)が捧げられていた歴史があります。
神々の怒りを鎮めるために人間の命が犠牲とされることは、場所を問わず人類に共通している現象のようです。
目に見えない存在でありながら、私たちに影響を与えるものの存在は、恐ろしいからですね。
アニミズムの存在は人類共通の原詩的な宗教の発祥なのです。