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千年続くお寺を目指して

2024.05.23

孤独のすすめ

現代に伝わる経典の中で最も古く、お釈迦さまの言葉に近いスッタニパータという経典があります。その中では“犀の角のように一人離れて歩めと孤独をすすめています。

インドサイは群れではなく単独で行動することが知られています。

我々の悩みのほとんどは人間関係から起こるということです。つまり、悩みを生み出す原因が人のつながりにあるのなら、そこから一時的に離れてみる方が良いということです。

孤独や一人というのはネガティブなイメージ、根暗なイメージが付きまといますが、一人で物事を進めていくには最も生産性が高い上に最も早く物事を進めることが出来ると考えられます。

実際、物事を俯瞰して考えたり、集中してより早く業務を遂行したりする時には一人になった方が良いですね。

一人で坦々と行動していてもその内、仲間が増えていくこともあります。良いことや良いモノには自然と人が集まってきます。

自分を信じて進め!

PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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