天明寺の住職として最初にしたことはそれぞれの檀家さんへの一軒ごとの挨拶です。
お話をしていく中で、基準があっても金額が不透明、価格がないお布施についてHPに掲載することで明確にしました。
当時は檀家が少ないことを利点にし、他のお寺さんにお手伝いにいくことで何とか生計を維持することができました。
都内や首都圏で永代供養がはやり始めた当初、もしかしたら、この流れは群馬にやってくるのではないかと考え、永代供養を取り入れましたが、家族が亡くなった後、遺骨を自宅においている方が多いということに気づき、困っている方のためにを遺骨の一時的な預かりをすることで遺骨をどこに埋葬しようか悩んでいる方のために受け入れ先になろうと決めました。
実際、遺骨を預かることでお寺に足を運ぶ方が増えてくることでどんどんと関係性が構築されていきます。
お寺の存在を意識してもらうために檀家さん信者さんのニーズに合わせて寺だよりを送ることで手紙を出すことも関係づくりのための方法です。
お寺は檀信徒から寄付を集めて境内整備をするのが一般的ですが、天明寺は寄付を求めないと宣言することで金銭的な負担がないということを認識していただき、信用を獲得していったのです。
ベンモウが住職として前面に出て頑張る姿を見せようとして、借金をして土地を購入お堂や庫裏客殿を新築することにしました。
檀信徒から寄せられた無理なお願いもすべて受け入れるように心がけ不可能なことも可能にする、実現できないことも実現できるように心がけました。
樹木葬をはじめ、水子供養、ペット供養は天明寺のことをご存ん時ない方へとご縁を結ぶために大切なことだと考えております。毎年12月第2土曜日には広告宣伝という意味も込めて白菜加持法要を始めたのです。
当初4人で始めましたが、現在では600人まで集まるような一大イベントにまで発展していきました。
常に前向き、あきらめない心を現在でも持ち続けています。
※立て直し経営哲学では完全版としてお話ししております。
是非ともご覧ください。