仏教では“正精進”といって自分の目的達成のために正しく努力を積み重ねましょう!という考え方があります。
しかし、そうはいってもなかなか思う通りに物事を進められないことも多い。努力できる、努力できないのは才能なのか?
といったらそんなこともなさそうです。
努力できない人には、いくつかの共通した性格や特徴があります。
〇完璧にこだわりすぎる
いわゆる完璧主義者タイプです。細やかな部分までしっかりと取り組む長所がある反面、少しでもうまくいかないと挫折を感じたり、1日サボってしまっただけで継続するのが嫌になってしまうのです。
〇すぐに飽きてしまう
好奇心旺盛でさまざまなことに興味を持つ反面、ひとつのことに取り組み続けられないタイプ。いろいろなことに手を出しますが、その多くが中途半端に終わってしまう傾向にあります。
〇自分と他人を比べたがる
他人と比較しすぎることで、「おれはダメだ!」「あいつに比べてオレは!」自分の悪い面ばかりが目に付くことで、物事を継続できなくなってしまいます。
〇問題を先延ばしにしがち
目標に向けて努力を続ける中で、必ず何らかの困難が待ち受けています。時間がかかってもそれを乗り越えることができれば良いですがうまくいかないことを先延ばしにしているうちに、努力をするのを止めてしまうこともあります。
〇趣味や娯楽の誘惑に弱い
努力を続ける中で息抜きも必要ですが、休憩時間が長すぎてあっという間に時間が経ってしまうこともあります。スマホやテレビなど誘惑は多いですからね。
〇努力の成果を信じられない
これまでの人生で努力が報われなかった経験を持つ人は「いくら努力をしても意味がない」と思い込んでいる場合も。努力が必ず結果に結びつくとは限りませんが、努力なしでは達成できない物事も多いということから目を背けている可能性があります。
結局のところ、自分の考えていることを計画立てることや期限を決めて期限内でしっかりやり遂げる!ことが最小の努力で最大の効果を得られることにつながります。
継続は力なり!ということです。