• 027-252-1313
  • 027-225-5075
交通案内
授与所

千年続くお寺を目指して

2024.09.11

人生がつまらないと感じている方へ

どうすれば楽しく過ごせるでしょうか?
仏教は宗教ではありません。仏教は、人の生き方を示すものであり、自分の人生をどう生きるかを追求する教えです。今回は、仏教に説かれる「人生をつまらなくする原因」について5つ紹介し、それを避けることで、より楽しく充実した日々を送るためのヒントをお伝えします。

  1. 興味のあることに熱中しない
    これは、自分の「多様性」を無視してしまうことです。人は生まれてから様々な経験を通して身心を成長させます。これまで全く興味のなかった新しいことにチャレンジすることで、自分を進化させる機会が得られます。新しい挑戦こそ、退屈な日常から抜け出す鍵です。
  2. 毎日同じことを繰り返す
    やりたいことが見つからないという状態です。いつもと違う起床時間に起きたり、通勤経路を変えたりすることで、日常に変化を加えましょう。そうすることで、新たな自分を発見するチャンスが広がります。
  3. 口を尖らせた友人と過ごす
    不平や不満を常に聞いていると、ネガティブな思考に引きずられてしまいます。自分の未来を切り開くのは自分次第です。ポジティブな姿勢を保つことが重要です。悩んで落ち込む時間は、前に進むためのエネルギーに変えるべきです。
  4. 食べ物を粗末にする
    私たちは生きるために他の命をいただいていますが、命には限りがあります。人生にも同じく限りがあることを認識し、毎日を大切に過ごしましょう。食べ物を粗末にすることは、命の尊さを軽視する行為です。
  5. 「だって」「でも」と言い訳する
    「だって」「でも」と言い訳をするのは、子供のすることです。これを仏教では「餓鬼道」と呼びます。自分の思いが満たされない時に不満を言うのではなく、社会の一員としての役割を認識し、責任を持って行動しましょう。

PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

コラムを検索する

カテゴリー一覧

タグクラウド

新着記事