お寺の世襲制度を見直したほうがよいかもしれません。
よく言われるように、三代目がつぶすという問題があります。
初代は自分の事業を興した立場であり、その情熱とビジョンに基づいて経営を行います。
二代目は創業者の意志をよく理解しているため、経営がぶれることはあまりありません。
しかし、三代目になると自我が出てきて、今までの顧客や取引先との関係を当たり前のように考えてしまいます。
今までの取引関係があったからこそ、代が変わっても同じ関係を維持できるというのは大きな利点です。
お寺は何代も続いていることを前提にしていますが、支えられているということをもっと考えるべきでしょう。