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千年続くお寺を目指して

2024.02.13

経営者にとって必要なモノのとらえ方

六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天)を輪廻する仏教の考え方があります。
モノのとらえ方はそれぞれの世界で違うようです。
例えば、“水”、天界に住んでいるものには、透き通ったガラス程度にしか見えないそうですが、魚には生きていくための必要な住処。
我々、人間にとって水は飲み水などにも用いますが、普段は大量な水はそれほど必要ありませんし、かといって少なすぎても困ります。
飢えに苦しんでいる餓鬼にしてみると飲もうとした瞬間、火に変わる苦しみの水。
これは同じ水でも、四通りの見方があることを示した言葉『一水四見(いっすいしけん)』というものです。
経営者のとっての失敗はその時と状況により幸運をもたらす場合もありますし、大きな利益や売り上げが必ずしも成功に結び付くとはいえない場合もあります。
どんな状況にあっても感情の浮き沈みに左右されない心も持ちようが大切であると気づかせてくれる言葉ですね。

ウォーターボトル、カラフ、水域の画像のようです

PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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