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千年続くお寺を目指して

2024.02.14

物事を冷静に見つめる癖

突然、不意に起こった事故や自分にもたらされた大きな災難。
この事故や災難に遭遇した時にどう心を持つか!
仏教の“二本目の矢” に当たらないようにするという教え。
人間の感情は大きく分けて喜怒哀楽の四つに大別されることがあります。
自己にもたらされた一本目の矢によって感情が高まり、そこから行動に至る二本目の矢を振り払うことが必要だという。
頭で分かっていてもなかなか実践できないというのも人間です。
けれど、知っているだけでも十分に自己を顧みることはできるはず。
人間一人だと心も弱いし、正しい行動を維持していくのも難しい。
そんな時は家族や友人に気持ちを吐露するだけでも十分に自己メンテナンスになります。

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PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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