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千年続くお寺を目指して

2024.02.28

最高の癒し空間とは!

日々の仕事や家事に追われ、忙しい時間を過ごしている皆さんは、どう自分と向き合っていますか?
かつて、ベンモウは切羽つまって、もうどうしようにもならないと追い込まれないと行動できませんでした。
現在でも追い込まれることはありますが、追い込まれた時は呼吸を整え、心を落ち着かせることが出来るようになりました。
瞑想というと座禅を組むなど、お寺の本堂などの空間でするのでは?と思いがちですが、実は場所も選ばず、時間も短くできるのです。
自分が一人になった時に体を休め、心を落ち着かせることのできる場所であれば、どこでもと良いのです。
眼を閉じ、自分の一番リラックスできる体制を取ることで様々なことが頭の中に浮かんできます。
この時には自分の現在の悩みや食べ物などの欲求、そして、悔しかった気持ちなどが降りかかってきます。
そんな気持ちを受け流すことを習慣にできれば、冷静になれます。
急に襲いかかるネガティブな感情もポジティブな感情も一時を過ぎると熱が冷めます。
そうやって出てきた本音をどう対処するかは自分自身の行動への移り変わりで判断できるのですね。
もし、気持ちも行動も落ち着かないのであれば、一時、トイレにこもってみると良いでしょうね。

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PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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