かつては人や荷物を運搬するための道具として使われた馬や牛、農機具のように道具として人間に酷使されていた時代もありました。
現代では犬や猫など様々な動物は我々、人間たちと非常に近い距離にあり、もはや家族の一員、我々の心の慰めともなる存在です。
動物供養のご本尊さまが馬頭観世音とされるのは馬の頭の冠を戴くところからですね。
交通の要所には馬頭観世音がお祀りされているところも多いようです。
天明寺では畜生道の世界を含む六道輪廻から解脱するためという意味合いからお地蔵さんを動物供養のご本尊さまにしております。