神仏に対してお花をお供えしますね。季節の花を左右に一対、というのが一般的でしょうか。
聖天供の場合は、特別な供え方があります。聖天さんの真後ろに1本たてるのです。これは、軍荼利明王を表しています。軍荼利明王の眷属(けんぞく)は蛇です。強大な力を持つ聖天さんを暴走させないために、ゾウの足に絡みつく蛇を、控えさせておく、という意味があります。聖天を勧請するということは、行者は象使いにならなければならないのです。
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