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千年続くお寺を目指して

2024.07.03

“怒ると負け”

怒りをどう抑えるか。
怒りに対しては反応しないことが最善の策。
挑発に乗らず、相手から投げかけられた言葉にすぐに反応するのを避けましょう。
怒りには怒りで反応することは良くありません。
怒りに対する人間の反応は、最悪の結果をもたらすことがあります。
仏教では怒りに対して対応する人間の行動を毒蛇に例えて表現しています。
怒りの蛇の扱い方として、怒りを口に出すのは三流の人間です。
歯を食いしばって怒りを口に出さないのが二流の人間であり、胸に怒りの蛇が狂っていても顔に表さないのが一流の人間です。
間を作る利点として、間を作ることで怒りをやり過ごすことができます。
これにより多少の考える時間が生まれ、その考える作業がさらに怒りを静めてくれる効果を生み出します。
怒ると負けだと認識し、むしろどのタイミングで笑って済ませるかを考えると良いでしょう
怒ると負けよ! あっぷっぷう
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PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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