ベンモウが天明寺にやってきた時はまさにどん底。でも何となく何とかなるかな、と考えていたのを思い出しました。何もない境内を見てここをどう整備しよう!ということを常に考え続けていました。
この人生訓の主人公である“塞翁”は少しひねくれた老人と言ったら言い過ぎでしょうか?しかし、物事を常に冷静に捉えることが必要なのは言うまでもありませんが、他人から言われると言い返したくなる場合も確かにあります。世の中で起こっていることを自分の目でしっかり確かめながら、行動することがいかに大事であるかということも気づかせてくれます。
目的を持った行動には自信が伴います。目的があるからこそ意識が高まり、気持ちがそれないのです。
うまく行った時でもおごらずに、失敗した時でも冷静に受け止める、何が“あってもこれでいいのだ!”というマインドが常に大切だということです。
※後半に使用しているバックミュージックはこの動画のために楽曲になります。
ベンモウの法螺と四智梵語(お経)に曲を合わせていただきました。