仏教を学ぶと人の心と行動の変化が予想できるようになります。
何か特殊な能力が得られるようになるというのではありません。
“お坊さんは心理学を学んだ方がよい”
と言われたこともありますが、心理学を含む大きな視点で物事をとらえるなら行動経済学という分野が相応しいとベンモウは考えます。
人間の行動は無意識にしていることの方が多く、自分の意思決定に基づいていることの方が少ないというのが最近の研究で分かって来たそうです。
なんとなく、スマホの画面に気を取られたり、スーパーで余分に買い物してしまうのも人間の無意識の行動のせいだということです。
これは仏教の“因果論”にも通じます。
原因があるから結果になるということ。
無意識な行動は人間の脳に原因があり、行動が結果だということですね。