まずは自分が満たされることを考える、他人のために動くということを中心に行動すれば、自ずと自分の為になる
「自利は利他になる」ということです。
自分がお腹空いているのに他人に何かを食べさせようと思うことは現実的ではありません。
自分が満たされていないのに他人に対して優しい気持ちを持ちましょう!というのも何だか偽善のように聞こえてしまいます。
まずは自分の体と心を満たしてから!というのが実際のところでしょう。
実際、自分自身の利益を優先させる行動を取ってしまうのは余裕がない時です。心の余裕や体の余裕があれば、自分よりも他人を優先すること出来ます。
我慢が出来ない子どもを見た時に“子どもだから仕方ない”と考えられるのは子ども時代を過ごしたことのある大人の心遣いでもあります。
餓鬼はガキ(子ども)なので、餓鬼を救うという大人の視点を持てば優しくなれるし、満たされない心を救うための行動をとることも出来ます
人付き合いにも欠かせないマインドなのかもしれませんが、企業や会社、組織も人と同じ。
資金力もあり、経営上の安定した運営をしている企業ならば、圧倒的に優位な立場や視点で見通すことが出来るのは成熟した大人としての余裕なのでしょう。
安定した大人になるのは人も経営も同じなのでしょう。