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千年続くお寺を目指して

2024.02.04

場所に合わせた土地の運用方法

昨日、『吉岡さくら樹木葬霊園』の開園にあたり、開眼法要と除幕式、そして、昭和天皇ゆかりの桜が移植されました。
この桜は昭和天皇が皇太子時代に台湾に行啓した際にお手植えされたもので、里帰りの桜として当霊園にシンボルとして日台の友好親善の証しとして植えられることとなり、関係者の参列のもと式典が行われました。
台湾人は親日であり、町並みは日本の風景そのものだというのはご存じですか?
天明寺の位置する前橋市池端町は日本一移住率が高い町として知られる吉岡町に隣接しております。
吉岡町には多くの桜並木がありますし、桜は日本を象徴する花でもあります。
この場所は都内に住む天明寺の信徒さんが所有していたものですが、地目は墓地。
墓地を転用して宅地にして分譲したところで、購入する方は限られますし、駐車場に利用するほどの広さもありません。
そこで、石材業者と相談しながら、一番良い方法で活用することにしました。
結果的に多くの方々が「良かった!」と思える運用方法になりましたよ。

PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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