真言宗では金剛合掌を用います。
“金剛石”すなわちダイヤモンドのように
“この上なく固く自分自身と御仏が結ばれますように!”
“仏さまと自分自身を含む生きとし生けるもの達の衆生世界が余すところなく強固に結ばれますように!”
というのがその意味です。
右の手と左の手を合わせるだけでなく、左右の手の指を交互に差し入れ上から見た時には一直線になるようにします。
天明寺では受戒の時にお授けし、金剛合掌の意味をお伝えするとそれ以降は金剛合掌にこだわる方もおります。
手先をきれいに意識している様子はとてもきれいなお参りの姿ですね。