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千年続くお寺を目指して

2023.07.26

地域性が失われる現代のコミュニティー

かつては自分の生まれた場所や家族、親族らのいるいわゆる生縁の地や場所に菩提寺があったり、お墓があることがほとんどでした。
その後、生まれた場所を離れ、住み慣れた場所での新しいコミュニケーションが生まれるとその地域に根付くことでその場所に菩提寺を持ちお墓を建てるようになっていきます。
現代ではどこでも良い、あるいは海や山に散骨してくれれば良いと考えるようになる方も増えてきました。
しかし、最近ではこだわりを持つ方も出始めてきております。
自分のことをよく知っている方や自分がお願いをしたいと考えているお寺や住職にお世話になりたい、と思う方もだんだんと増えてきました。
ここでの地域性はなんら問題にならず、生前の関係性や家族との関係が重要視されるようになっています。
故人や家族が納得できる菩提寺や心を開け合える住職との関係構築が求められるような気がします。

※昨日行われた天明寺での勉強会の様子です。

PROFILE

住職 鈴木 辨望
住職 鈴木 辨望
真言宗豊山派天明寺住職
大正大学文学部を卒業、同大学院修士課程修了。文学修士を取得。
真言宗豊山派総本山長谷寺研修所を終了後、天明寺の住職に専住する。
「千年続くお寺を目指して」日々奮闘。

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