ベンモウは護摩堂建設の過程で本来は持ち出すことのなかった資金の多くを放出し、庫裏客殿建設には融資を得ることで何とか完成に至りました。
そこで気づいたことがあります。
当然ですが、建設計画資金に余裕を持つことが良いということです。
できれば、融資を受ける金額と同じくらいの資金は用意した上で融資を受けることが望ましいですね。
貯蓄や資金は捻出しまうと運転資金が無くなってしまいます。
同じ借金でもお寺の体力がしっかりあった上での借金は精神的な負担が減ります。
利息は無駄と考えずに運営のための余裕ある財務状況を保つことも大切です。
建物建設などの事業計画をしっかり進めることに基づき、融資の返済計画を考えた場合の借金は良い借金と言えますね。