ベンモウが入寺した当初、境内には檀家さんの墓地がまるでありませんでした。
旧来の檀家さんの墓地はいわゆる野墓地。
地域の風習で自宅の近くや畑の隅、親族らでまとまって墓地が点在していることに違和感はありませんでした。
池端町の数ある役員の中で一番、最後にお役目が回ってくるのがお寺の役員である“総代さん”という認識があったようですね。
よって必然的に年齢が高めの方たちが総代さんを引き受けて下さっておりました。
護持会費年間8000円は天明寺の維持のための清掃費や草刈り、除草剤など。
そして、正月の新年会での住職への御布施として使用し、残りは総会の宴会費用に充てられておりました。。