かつて天明寺に一人でいるときにはよく本堂から境内の様子を見ていました。ここにどのようにすれば人がやってくるのだろうか?このことばかり考えていましたが、時間があると境内を歩きながら他のお寺に有って天明寺にない物、天明寺に適していて他のお寺に適していないことなどを常に思い浮かべていました。寺院運営のシュミレーションは将来を見通し、考える訓練になりました。従業員がいてもいなくても責任の重さは変わりませんが、現在でも一人で考える時間を大切にしています。