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2025.08.10
本堂前での施餓鬼法要
天明寺では、現在「マンダラホール」の建設を進めています。
そもそも、現在の本堂は間口三間、奥行き三間という、とても小さなお堂でした。
平成16年(2004)に住職として専任した際、まず取りかかったのは、事務所と塔婆や位牌を書く作業、着替えなどに使う和室の建て増しです。
続いて平成18年(2006)には、本堂を半間(約90センチ)ほど前方に広げるため、濡れ縁を撤去しました。
さらに平成20年(2008)には、当時の汲み取り式トイレを水洗化し、一人しか立てなかった水場を広げる工事に合わせ、本堂の奥行きも一間半(約2.1メートル)広げました。
振り返れば、これまでの整備は、檀信徒の皆さまからお預かりしたお布施を少しずつ積み立て、資金がたまるたびに本堂や境内の改修に充ててきたものでした。
本堂の景観を損なわず、大規模な改築は控え、限られた資金でできる精一杯の投資だったと思います。
その後、護摩堂を建てるため、飛び地境内として1100坪の土地を取得しました。当初は、檀信徒全員が集まれるホール建設を構想していましたが、資金不足で断念。護摩堂や庫裏の建設も、必ずしも計画通りには進みませんでした。
この「マンダラホール計画」は平成25年(2013)頃から温めてきたもので、紆余曲折を経て、聖天堂を建立した段階でようやく建設の決意が固まりました。資材の高騰などもあり、思うように進まなかった工事も、いま中盤に差しかかっています。
これまで施餓鬼法要の際にはテントを張ったり、本堂に入りきれない方を別室でオンライン配信にてご案内したり、窮屈な思いをさせてきました。しかし、それも今年まで。
来年からは──たぶん──マンダラホールでゆったりと法要を行えるはずです。
※YouTube更新しました
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