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2025.06.26
経営する医師に学ぶお寺の経営
本日の日経新聞「Deep Insight」の記事を読み、現在の医療現場がいかに厳しい状況にあるかを改めて実感しました。
なんと、病院全体の4分の3が赤字経営という現実。病を治し、心をケアするはずの病院が、経営面でここまで追い詰められているとは…。
記事では、河北総合病院を経営する医師・河北博文さんの取り組みが紹介されています。
医師免許取得後に渡米し、MBAを取得。「何と何を結びつければ、どんな医療が提供できるか」を常に考え続けているそうです。
情報・人・モノ・場所・社会・日常——これらをつなげ、循環を生み出すことこそが経営者の役割だと語っています。
医師は医療に専念し、事務方は事務に専念する。
医師が治療を行いながら経営まですべて担うのは限界がある。だからこそ、役割分担を明確にし、患者さんにしっかり寄り添える体制をつくることが重要なのです。
これは、医療業界に限らず、他の業種にも当てはまる話だと感じました。
どれほど優れた技術や知識があっても、それを活かす仕組みがなければ宝の持ち腐れ。
寺院業界も同じです。信頼を得るには、単に収入を求めるだけでは不十分。しかし、収入がなければ運営は成り立ちません。
信頼と運営、この両輪をうまくバランスさせる力が、今後ますます求められていきます。
お寺業界にとって机上の空論にならないためにも現場である檀信徒との関係性と地域コミュニティとの連携が必要なのはいうまでもありません。
『実はあなたと合っていない神社仏閣の見分け方』
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⑤インスタ 人間関係とお金に関する悩み発信
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