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水子供養

水子供養とは

『水子(みずこ)』は、人工妊娠中絶や流産、死産により死亡した胎児のことです。
昔の日本では七歳までに亡くなった子どもは、もう一度生まれ変わってこの世で寿命を全うしてほしいとの願いや一人前の人間としてみなさないとの理由から、死者を浄土に送る仏教式の葬儀は行なわれなかったといいます。現在でも、水子の葬儀はおこなわれません。
しかし、もう一度生まれ変わってこの世で寿命を全うしてほしいという願いをこめて供養いたしましょう。たとえ、生まれてこずとも母親のお腹に宿った命は尊く、無限の可能性を秘めています。
この子が生まれていたらどんな人生を送ったのかと考えるとその悲しみや切なさは大変深いものがあります。また、水子は親に先立つ親不孝によって浄土に行けないとも、賽の河原で迷っているとも言われていますが、地蔵菩薩によって救われると説かれております。
昔から、死んだ胎児に宿る霊魂である水子霊が祟りや霊障を引き起こすといわれていました。ことのほか水子のたたりを気にされる方がいますが、仏教ではそのようなことを説くことはありません。

たたりなどを怖れるのではなく、この世で生を全うすることができなかった我が子に対して、申し訳ないという懺悔や浄土で幸せに過ごして欲しいという願いを持って供養をすることが仏教的と言えます。
そして、水子供養を通じて、命の尊さを学ぶことが大切です。

流産・死産・堕胎(中絶)を経験された方へ

水子供養とは、亡くなったお子様に対しての志を運ぶための行いです。
事情があって堕胎(中絶)された方もいらっしゃるでしょう。
辛いことに流産死産された方もいると思います。
子供との絆は消すことは出来ませんので親として愛情込めてご供養してあげてください。
子供を守ってくださる仏様は地蔵菩薩です。
水子供養された後は水子のお地蔵さん命日或いは月命日にお参りしてください。
お参りの時にはお父さんお母さんをはじめ、お子様がいらっしゃる場合は一緒に来てください。

お子様へのお気持ち
水子さんそれぞれ事情はあると思います。お父さんお母さんの率直な気持ち、嘘偽りない本当の気持ちを手紙に書いてください。お持ちいただきましたお手紙は水子供養の時に仏前にてご供養申し上げます。(個人情報保護によりお持ちいただきましたお手紙は御焚き上げさせて頂きます)

供養方法

本堂供養(お寺に来る場合)

完全個別供養となります。御心を込めて丁寧にご供養いたします。おひとりでもご供養できます。
供養のしるしとなります卒塔婆を建立いただきますので、代表者様のお名前をお知らせください。

供養料布施
1万3千円(塔婆代含む)

自宅供養(お寺に来ることができない場合)

様々なご事情でお寺に来ることが出来ない方でも、ご供養を受け付けております。
本堂で読経を行い、供養のしるしとなります廻向の証をご郵送致します。

供養料布施
1万3千円(郵送料別途 500円)

供養の流れ

お申込につきましては、お電話またはフォームより受け付けております。

本堂供養の方

  1. 15分前にお越しください。
    ※お塔婆を準備するため、急なキャンセルは出来ません。ご注意ください。
  2. 来所後、申込用紙にご記入いただき、本堂にて供養となります。
    法要は30分ほどです。
    エコー写真をお持ちの方は、この時お渡しください。
    ※エコー写真はお焚き上げいたします。
  3. 法要終了後、塔婆を建立していただき、終了となります。

自宅供養の方

お申込後、供養料を振込または現金書留封筒にてお納めください。
供養料確認後、読経を行います。

ご遺骨の埋葬について

お骨がある場合

当山納骨堂にて、1年間1万円にてお預かりまたは、永代合祀供養6万円にて承ることが出来ます。ご相談ください。
また、お戒名の授与・お位牌をお作りすることも出来ます。

位牌3.5寸

種類がございますので、ご相談ください。

水子戒名

水子戒名とは

近年、赤ちゃん供養においてもはもちろん、流産死産などの水子供養の際にもお位牌をつくられる方が増えています。宗派や地域などでさまざまな考え方がありますが、いずれ納骨の時期がきた際には手元に何も残らなくなってしまうため、お位牌として残したいという理由が多いようです。わずかでもこの世に生を受けた赤ちゃんの証として、誕生・年齢に関係なくお位牌をつくりたい、というお父さんお母さんの率直な意見も多いようで、年々増えてきています。

戒名の種類

水子供養・赤ちゃん・子供で違う戒名のルール

流産・死産の水子供養、赤ちゃんやお子供さんの戒名については下記のような大まかな決め方があります。
「位号(いごう)」と呼ばれる戒名の中の決まり文字で、戒名の一番下、最後の部分に入ります。大人の戒名でいう「~居士・~大姉」という部分となります。赤ちゃんや子供の場合には、この「位号」と呼ばれる部分が年齢や性別によって異なってきます。 宗派・お寺・地域ごとにも異なりますが、ほぼこのパターンに当てはまる戒名を頂くケースが多いようです。

赤ちゃん・子供の位号(いごう)

死産や流産の水子供養の場合「水子(すいし・すいじ)」
主に1歳ぐらいまでの赤ちゃん 「嬰児・嬰子(えいじ・えいし)・嬰女(えいにょ・えいじょ)」
主に2~3歳前後の幼児・お子さん「孩児・孩子(がいじ・がいし)・孩女(がいにょ・がいじょ)」
十五歳未満の子供に「童子(どうし・どうじ)・童女(どうにょ・どうじょ)」
(「善童子(ぜんどうし)・善童女(ぜんどうにょ)」とするパターンもあるそうです)

現在では一般的に水子供養(みずこくよう)と読むケースが多いですが、本来は上記のように「水子(すいし・すいじ)」と呼んでいたことからお位牌に使う場合には上記のように読まれます。
こうした戒名の文字には大人の戒名と同じく、仏教の意味において故人への尊敬の念と感謝の気持ちが表れた意味が込められていると言われています。

水子供養お申込み

極秘事項として処理いたしますので、正直にお書きください。

    お子様について

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    ※ない場合は「なし」とご記入ください。

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    任意備考

    よくある質問

    • 何か準備するものはありますか?

      亡くなられたお子さんの喜びそうなお菓子やお花をお持ちいただければお供えいたします。

    • 予約なしでも供養していただけますか?

      申し訳ございません。準備の都合がございますので、必ずご予約のうえ、お越しください。

    • 一人で行ってもよいのでしょうか?

      はい、大丈夫です。男性のみ、女性のみで来られる方もございます。

    • どのような服装で伺ったらよいですか?

      華美な服装でなければ、どのような服装でも大丈夫です。