-
2025.06.07
お布施を「支払う」という言葉への違和感
自分の属している業界には、いわゆる“業界言葉”というものがあります。
専門的なニュアンスが込められているため、ほかの業界の方から見ると、少し違和感を覚える表現もあるものです。
たとえば、お寺業界であれば「お布施を支払う」という言い方がそれにあたります。
もし、少しへそ曲がりな住職であれば、きっとこう言うでしょう。
「お布施は“支払う”ものじゃないだろう!」と。
実はこれ、お寺業界ではちょっとした“禁句”なのです。
なぜなら、お布施とは 「施すもの」 だからです。
お布施には 「料金」や「価格」 という概念はありません。
そこには、感謝の気持ちを込めた「施し」や「御礼」 としての意味合いが含まれています。
現代社会では、モノの売り買いが当たり前となっており、どんなことにも「料金が発生する」と考えるのは、ごく自然なことかもしれません。
しかし、本来 「お布施」とは「高貴な布を施す」という行為に由来する言葉 です。
私はその本来の意味を忘れず、「施し」を受けるにふさわしい僧侶でありたい と、日々心がけています。
※YouTube更新しました!
『家の水回りに全てに〇〇をかけると金運が爆増する』
①HPコラム/人間関係とお金に関する悩み(丸儲け住職YouTube)
②Facebook一般投稿 寺院運営を中心とした経営の話
③Facebook成功する寺院運営(オンライン会員限定)
天明寺の実践的な内容と具体例、ベンモウの考え
④X(ツイッター)毎日の名言・丸儲け住職YouTube内容のまとめ
⑤インスタ 人間関係とお金に関する悩み発信
⑥note 現代のお寺事情