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2025.06.28
お寺の“現場”は、予期せぬことの連続
お寺で仕事をしていると、突然の来客や思いがけない電話に追われることって本当によくあります。
これは別にお寺に限った話ではなくて、普通のお宅でも、他の業種でも起こりうること。
でも、お寺の場合はそれが“日常的”なんです。
むしろ、そういう予期せぬことが自然に起こる場でもあるんですよね。
そして現場にいるのは、もちろん住職。
これは誰もがイメージするところでしょう。
でも実はもっと檀信徒さんに近い立場で寄り添っているのが「寺族」です。宗派によって呼び方はいろいろありますが、お寺の奥さんや家族の存在って、本当に大きいんです。
住職の責任が重いのは間違いありません。
でも、その裏で支えている家族の役割も、実はかなり大きい。
家族がいなかったら成り立たないような場面もたくさんあります。
最近では、イベントや行事を積極的に開催して、お寺を盛り上げようという動きも増えてきました。
でも、それによってどれくらい家族に負担がかかっているか?という点までちゃんと考えられているケースは少ないかもしれません。
さらに言えば、その行事やイベントが、今後のお寺の集客や檀信徒の増加につながっているかどうかまで、しっかり検証しているかというと…なかなか難しいところですよね。
もちろん、永代供養や樹木葬などを導入して、お寺の収益を確保していくことは大切です。
でも、それだけでは一時的なものに過ぎません。
本当に大事なのは、「お寺が地域や檀信徒とのつながりを大切にしているかどうか」という点。でも、それも“現場のリアル”を見ていないと分からないことだったりします。
最近では、住職ではない外部の方が、他業種の視点からお寺の運営に関わったり、アドバイスをしたりする場面も増えてきました。こうしたサポートは、とても参考になることも多いです。なぜなら、普段お寺の中だけにいると、気づけないことを教えてくれるから。とはいえ、実際に現場で動いている住職にとっては、「言うのは簡単だけど、やるのは大変…」ということも多いのが正直なところです。特に、お寺に“体力”──つまり資金力がない場合、そのギャップはかなり大きくなります。
お寺を運営していくうえで、本当に必要なのは、アイデアだけじゃなくて、「現場に合ったかたちで、実行できるかどうか」。そのためには、住職の覚悟だけでなく、家族の支えや地域との信頼関係、そして無理のない資金のバランスが大事なんだと思います。
『7月の運気と予言』
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