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2025.06.22
戒名って何?意外と知らないルール
「戒名って、なに?」
そう思う人、実はけっこう多いんです。
よく「お葬式のときにつけてもらう名前でしょ?」と思われていますが、それだけじゃありません。
「戒名がないと成仏できないんですか?」という声もあります。
これは、ある意味で“その通り”です。
というのも、戒名とは「仏様の戒め(ルール)を授かった証としての名前」。
つまり、“仏弟子として生きていきます”という宣言みたいなものなんですね。
本来は「受戒(じゅかい)」といって、正式に仏様の教えを受ける儀式を通して授かるものです。
でも最近は、「お寺に頼むとお布施がかかるから…」と、自分で戒名をつけちゃう人もいます。
実際に「自分で考えました!」という方がいて、その戒名を見せてもらったら、
「散歩が好きだから“歩”」「歌が好きだから“歌”」といった具合に、
趣味をそのまま当てはめただけのような感じでした。
もちろん、それで気持ちが落ち着くなら否定はしません。
でも、本来の戒名って、そんなに単純なものではないんです。
住職は、その人の性格や生き方、仕事、人生観なんかをしっかり聞いたうえで、
“テーマ”をもって、一文字一文字に意味を込めて戒名を授けます。
だからこそ、戒名はただの“死後の名前”ではなく、
「仏様の弟子としての名前」、そして「もう一つの人生のスタートライン」でもあるんです。
そして何より大事なのは、お寺とのつながりがあってこそ、その戒名に“ありがたみ”を感じてもらえるということ。亡くなってから一度きりのお付き合いで「はい、どうぞ」と授けられるものではなく、普段からのご縁や関係性があって、初めて心に響く戒名になるのだと思います。
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