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2025.06.02
洗濯していない服に宿る気
皆さんは毎日、着た服を洗いますか?
実はベンモウ、時として“洗濯しない”ことがあります。
「えっ、臭い!」「汚い!」と思った方、大正解です。でも、洗濯しないには理由があるんです。
もちろん、下着などは毎日きちんと洗濯します。出張や旅行でうっかり忘れてしまったときは、仕方なく同じものを着ることもありますが……それはさすがに臭うかもしれませんね(笑)。
しかし――
法衣や袈裟は、ほとんど洗いません。
夏物・冬物に分かれているものは、季節ごとにクリーニングに出しますが、一年を通して着用する麻の法衣や袈裟は、今まで一度も洗濯もクリーニングもしていません。
「なぜか?」
それは――法衣や袈裟には“気”が宿ると考えているからです。
真言宗における「修法」と呼ばれる供養法では、導師がご本尊の三昧(さんまい)に入り、その御仏の境地に達することがあります。あるいは、天部尊を操る役割を担うこともあります。
この修法を繰り返すことで、自身に降りかかる魔を払い、福を招く感覚が自然と身につきます。そして、願いの成就を求める方の「想い」をご本尊さまに届ける、仲介者としての役割を果たすことになるのです。
そのとき身にまとう法衣や袈裟は――
ただの衣ではありません。
そこに染み付くのは、日々の香り、ご本尊さまのご加護そのもの。
しわや汚れも、修法を積み重ねてきた証なのです。
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