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2025.05.06
“数字”がカギ
先日、あるお寺の住職さんが天明寺に経営の相談に来られました。
その方はもともとお寺の生まれではなく、ご縁があって2年前に住職に就任されたそうです。
住職になる前は、まだ僧侶としての仕事も少なく、生活費をアルバイトでまかなったり、あちこちのお寺を手伝いながらなんとか暮らしていたとのこと。
その頃から天明寺でも、行事や法事、葬儀などを手伝ってくださっていたので、住職就任の話を聞いたときには、ベンモウもとても嬉しかったのを覚えています。
今ではすっかり落ち着いた様子でしたが、話をしていて改めて感じたのが――
やっぱり、お寺って「お金の管理」が甘くなりがちなんですよね。
「いくら入って、いくら使ったのか」
これをちゃんと記録していれば、いまお寺にどれくらい資産があるのか、すぐに分かります。
でも、それをしていないと「建物を建てたいな」「広告を出してみようかな」と思っても、今どのくらいお金が使えるのか分からず、判断がつかなくなってしまいます。
それともう一つよくあるのが、住職自身の給料を高く設定してしまうこと。
これって実際には、所得税をたくさん払うだけになってしまいます。
それよりも、お寺(法人)として資金をしっかり残しておいて、住職の活動にかかる経費をきちんと経費として処理するほうが、長い目で見てずっと健全なんです。
この感覚を間違えてしまうと、いつまでたってもお寺にお金が残らないんですよね。
お寺の経営って、もちろん「潰してはならない」という前提があります。
だからこそ、足元を固めたうえでの堅実な事業投資が必要なんです。
そうでないと、せっかく行うイベントや広告だって、全部“水の泡”になってしまいかねませんね。
※YouTube更新しました!
『寝室に置くだけで運気が上がる植物』
①HPコラム/人間関係とお金に関する悩み(丸儲け住職YouTube)
②Facebook一般投稿 寺院運営を中心とした経営の話
③Facebook成功する寺院運営(オンライン会員限定)
天明寺の実践的な内容と具体例、ベンモウの考え
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⑥note 現代のお寺事情