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2025.04.25
無信仰が故人への無関心を生み出すのか?
本日(2025年4月25日)、読売新聞「人生案内」に掲載された内容について、皆さんにシェアいたします。
50代女性から寄せられた質問に対して、ライターの最相葉月さんが回答されていました。
離婚した父の火葬のみを行い、戒名も葬儀も法事もない状態をどうしたらよいか? 位牌もなく、成仏しているのか?
という相談に対して、
「戒名も位牌も成仏も、すべて仏教の言葉である。離婚している父の死後の手続きなどをしていること自体が、すでに供養である」
と答えていました。
日本人は「無宗教である」というのが定説になっていますが、その一方で、日本人独自の宗教観を持っていると考える人はとても多いですね。
無信仰だと言いながらも、日本人は都合の良い形で神様仏様など目に見えない存在に対して恐れを抱いたり、あるいは心の支えとして意識することがあります。
無信仰とは、ある意味で「無関心である」ということと同義であると考えることもできます。
亡くなった人に対して死を悼むことは、宗教性があるかないかとは別のことです。
宗教とは、ある意味、儀式を通じて亡くなった人を弔う手段であり、遺族に安心を与える行為でもあります。
「死後の手続きが亡き人に対する供養である」というだけでは、遺族の気持ちを安心させる言葉にはなりえないような気がします。
皆さんはどうお考えですか?
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