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2025.03.22
新興宗教と伝統的宗教の違い
伝統的宗教と新興宗教の違いとは?
「伝統的宗教と新興宗教は何が違うのでしょうか?」
この問いに対して、皆さんはどうお考えになりますか?
ベンモウが強く感じている違いのひとつは、「歴史的時間の厚み」です。
もちろん、ただ歴史が長いというだけで伝統的宗教と呼べるわけではありません。しかし、長い時間の中で多くの人々の信仰を受け入れ、社会の中で一定の役割や影響力を持つようになってきた宗教は、やはり「伝統的宗教」と呼ばれるにふさわしい存在になります。
一方、新興宗教団体は、比較的短い歴史の中でいかに人々に影響を与えることを模索しているように思えます。カリスマ性のある教祖や指導者の存在は、信者を引き寄せる大きな要因となる一方で、その影響が教義の中心にまで及ぶと、本来の宗教的救済とは異なる方向に導かれてしまう危険性もあります。
伝統的宗教でも、特定の強い影響力を持った人物の言動によって、教義の一部分だけが大きくクローズアップされることがあります。しかし、それでも宗派全体としては、その一部分の考え方を全面的に肯定も否定もせず、多様な解釈の中でバランスを取ろうとする姿勢が見られます。こうした「自浄作用」こそが、伝統的宗教の特徴ともいえます。
また、伝統的宗教においては、「祖師」や「教え」そのものだけでなく、「その集団に所属していること自体」が心の支えとなることも少なくありません。信仰とは、孤独の中での個人的な行為であると同時に、人とのつながりや、地域・文化とのつながりの中で育まれるものでもあるからです。
宗教の本質は、どこまでも「救済」です。
しかし、その「救済」が名目だけになり、中身がまるで違うものであることもあります。
救いに至る「歩み寄り方」、そして「その根底にある考え方」にこそあるのかもしれません。
伝統的宗教と新興宗教にかかわらず、信者さんの不安をあおるなど、お金儲けのための種まきとならないことを期待します。
※YouTube更新しました!
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