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2025.01.20
無宗教という言葉が生む坊さんとの大きなミゾ
皆さんは“無宗教”という言葉を聞いてどう思いますか?
無宗教というのは、特定の宗派や宗教を信仰していないという理由で使っている人が多いのも事実です。日本以外の国では、いわゆる世捨て人や変わり者のように周りから見られることが多いようです。実際のところ、信仰心がないと言いつつも、神社やお寺にお参りに行ったり、縁起が良いとか悪いとかを気にする人もたくさんいます。
天明寺の信者さんからのお話で、納骨しようとしたお寺から拒否されたことを聞きました。
「私は無宗教なので、火葬だけしましたが、縁起が悪いので納骨先のお寺にお経だけ拝んでもらえないかお願いしたら断られました」とのことです。
お寺の住職の立場から言うと、これは当然のことです。しかし、その方は“なぜだろう?”という感覚を持っていました。
そのお寺の檀家さんでありながら、
“こういう時ばかり都合よく言うのは虫が良すぎる!”
というのがご住職の考えだったのでしょうか?
双方の意見を聞かなければ真実はわかりませんが、互いに歩み寄る姿勢を見せなければ、ミゾはどんどん深まります。
修復できる程度のミゾならば、無宗教という姿勢を少しでも改善できたかもしれません。
要するに、お寺や仏教のことだけでなく、日本の伝統や地域の習慣を知らないことが「無宗教」という何気ない一言を生み出したのです。
ベンモウは「やたらに無宗教という言葉を使わない方がいい」ということだけはお伝えしておきました。
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