2025/05/24オレはジャイアンだ!
「オレのものはオレのもの、お前のものもオレのもの!」
ドラえもんに出てくる、あのジャイアンの有名なセリフですね。
一見わがままに聞こえますが、実はこれ、お布施の考え方にちょっと似ているんです。
お寺に納められたお布施って、実は「お寺のもの」でもあり、「納めてくださった皆さんのもの」でもあり、そして「住職のもの」でもあるんです。
「え、どういうこと?」と思われるかもしれませんね。
でも、これにはちゃんと理由があります。
仏教には「財法二施(ざいほうにせ)」という考え方があります。
財施…お金や物を施すこと
法施…教えや言葉を施すこと
この2つの布施には大きな功徳(ご利益)があるとされていて、
“満ち足りていて、偏りなく、みんなにとってプラスになるもの”という意味があります。
だから、お寺に納められたお布施は、お寺の維持管理に使われたり、檀家さんや信者さんのために仏具やお参りの環境を整えるために使われたりします。
住職もそのお布施の一部を「お給料」としていただきながら、お寺に住み、日々のお勤めをしています。
つまり、住職は“お寺に住んで守る役割”を果たす人なんです。
だからこそ、お布施は大事に使わなきゃいけません。まちがっても、湯水のように使うわけにはいきませんよね。
ちなみに、お布施って「喜捨(きしゃ)」とも呼ばれます。これは、“喜んで、執着を手放してする行い”という意味です。
とはいえ、「いらないお金を捨てるようにください」ってことじゃありません!
気持ちよく差し出せる範囲で、心から納めていただいたお布施をしっかり使うことが皆さんの幸せになるのだということですね。
※YouTube更新しました!
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