マジック説法でご活躍の井上裕径師が運営する、慈優株式会社において、動画を作成していただきました。
『毘盧遮那佛』と繰り返し大日如来の尊号を唱えることで、曼荼羅世界を見ることで、胎蔵界曼荼羅の大日如来と金剛界曼荼羅の大日如来に身と心が入っていくかのような感覚になります。
自身の心の内に大日如来を感じ、自分自身が大日如来と一体であると身を置くこと、これは入我我入の言葉が示す通り、我は大日なり と観ずる真言密教の大切な観想の一つです。
毘盧遮那とは、サンスクリット語Vairocanaの音写で、密教の教主としての仏の名前で、輝きわたるもの、太陽に由来するもの、と言う意味です。
大日如来のことです。
大乗仏教では華厳経において十方諸仏を全体的に包括する法身仏とされます。
法身とは仏陀の説くところの真理そのもののことです。 天明寺の本堂にも掲げられている、胎蔵曼荼羅・金剛界曼荼羅の本尊として重視されています。
「而二不二(ににふに)」といい、この両曼荼羅は紙の裏表であり、二つで一つです。 宇宙全体を紙で表現したものが、この曼荼羅本尊です。
毘盧遮那仏の徳を称える声明を、住職がご披露します。 天明寺の本堂にあります両界曼荼羅の映像とご一緒にお聞きください。