護摩のご祈祷・修行体験【清里聖天・池端不動尊】

 
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護摩のご祈祷・修行体験

護摩祈祷

護摩の釜

 護摩とはサンスクリット語のホーマを音写したもので古代インドの宗教儀式を意味しております。この護摩は、密教系の寺院において行われることが多く壇上に木を積み上げ燃やし、護摩壇の炉中に供物の五穀、五香、投じ香油を注いで供養するものです。護摩の炉は本尊の口を示し、悪霊や不浄なものを焼き滅ぼし浄化し、障壁を取り除くための修行法です。

 祈祷法には、目的により、主に息災、増益、降伏の三種類ありますが、降伏から敬愛を分けて四種、さらに敬愛から鉤召を分化し五種、さらには増益から延命のみを別立とし、六種類とする説もあります。護摩壇の炉の形は祈願の目的や内容、用途に応じて違っています。円形の炉、四角い炉、蓮型の炉、三角形の炉、楕円形の炉、半月形の炉などがあります。また、ご本尊を安置する向き、お供え物やその色、行者の着する法衣や袈裟の色についても細かな決まりごともあります。

 現代では道場の構造その他の事情により、本尊安置の方向を以って、観念し、壇は、殆んど木製の方形のものを常用し、護摩炉も息災法に用いる円形の炉がすべてを総括していることから円形を常用のものとして所修されていることが多いようです。


息災護摩(そくさい)

次第

 一般的に護摩祈祷を行う場合はこの息災法というものを基本としています。これは円形の炉という形が他のすべての形を総括していることにも由来しています。

 息災護摩とは、災いを鎮めることだけではなく、悪いものを浄化させ、良いものに転換させることを目的にしています。

 外的な障害や煩悩の除去など、自然災害、病気平癒などのマイナス要素を取り除くための祈祷法なのです。


増益護摩(そうやく)

金剛線

 ご自身の成長する元となる善い行いをさらに推し進め、もっとご利益が得られるように、という意味があります。ご自身だけでなく携わる方を含めた広い意味での利益の増大を願うのです。邪まな考えや計算高く、利を増すことは仏法の教えには適いません。

 長寿延命、除災招福などの目的で所修いたします。


敬愛護摩(けいあい)

六葉金物

 敬愛法とは人と人が結ばれる、というだけでなく神仏との深いご縁を結ぶことで自己の存在を高め、物事がより良く運ぶための修行法です。理にかなわない、自己中心的な願いではなく、条理にしたがった人や事柄とのご縁をより強固にするための修行法のことです。

 縁結び、良縁成就、夫婦和合などを目的に所修いたします。


降伏護摩(ごうぶく)

 調伏(ちょうぶく)ともいいます。自分の気に入らない方、相手や対象物に不利益を及ぼすための祈祷法という風にお考えかもしれません。仏教の見地から見た降伏護摩とは、貪(貪り)、瞋(怒り)、痴(愚かさ)を対象とし、それに関連する諸々の悪心や悪縁が伏せ調えられるように、という修行法のことです。むやみに自分に敵対しているものを懲らしめるということではありません。怨敵、魔障、病魔を除去する目的で所修いたします。


鉤召護摩(こうしょう)

金剛盤

 増益から分けた敬愛法をさらに特化させたもので、鉤召とは招き寄せるという意味です。人や物、すべての対象となる内の良いものを引き寄せる、自身が望む境地を得られるための修行法のことです。財運や恋愛など、やたらに気高く望むのではなく、仏法に則り、本当に必要なご縁を引き寄せるのです。


延命護摩(えんめい)

護摩堂の屋根

 増益法から特に分化させたものです。長寿や延命を求める法ですが、多くの方が不老不死を望んでいた当時では考えられないほど医療も発達し、治らない病も治る、長生きの時代になりました。ただ、長生きをすることが、寿命や天命を引き延ばすことで幸せになる、ということでもなくなりました。死を宣告されているが、せめて、あと1か月、半年、あるいは必要な時にだけ求められる余命のともし火を照らしたい、そんな祈祷法が現代に求められる延命護摩法なのかもしれません。


護摩祈祷のお申込み

お札

 当寺ではそれぞれ目的や希望をより詳しく聞いた上でその方の願いが成就するためにご本尊大聖不動明王をはじめとする、諸尊に祈りをささげます。

 ご希望のお札、お札の受けとり方法(ご来寺や郵送など)などを明記の上、お申込み下さい。ご縁日の護摩祈祷は毎月6日、28日にお勤めいたしております。参列をご希望の方はお問い合わせください。

 また、ご縁日以外の護摩祈祷をご希望の場合は予約制とさせていただきます。お札の大きさや数に限らずお勤めはさせていただきますが、ご都合でお見えにならない場合でもご祈祷はいたします。